滋賀県高島市、針江の暮らし
こんにちは。がーなです!
この度、思いつきで一人旅に行って参りました!(よくやる)
針江という地区です。
数ヶ月前から気になっていたこの針江地区。
ようやく念願叶い行くことができたので、記事にします。文少なめ、写真多めの回となっております!最後までお付き合い下さい^ ^
《目次》
滋賀県高島市、針江
私は、ベニシアさんの番組『猫のしっぽカエルの手』を観て、この針江の存在を知りました。
きれいな川が流れ、人々は湧き水を活かした暮らしをしている。湧き水で野菜などを冷やしている場面を見て、「あ、トトロっぽい」と思いました。
湧き水の出る“川端(かばた)”と呼ばれるものが、この地区の半数以上の家にあります。
この地域には日本でも珍しい水の文化があります 比良山系に降った雪、雨が伏流水となり各家庭から非常に綺麗な水がコンコンと湧き出ます。人々はこの自噴する清らかな水を飲料や炊事と言った日常生活に利用しています。
このシステムをこちらでは川端(かばた)と呼んでいます。
引用:針江 生水の郷ホームページより抜粋
身近では見られない、どことなく昔なつかしさを感じられる暮らしなのではないか、もし見ることができるならば見てみたいと思い、ガイドツアーの申し込みをして、弾丸で滋賀行きを決めました。
いざ、スタート
私は10:30~12:00の回を予約。集合場所は針江公民館。
予約をした人達が集まっていました。(※予約無では入れません)
最初にグループ分けされ、各グループに1人のガイドがつきます。
説明を聞き、1人1つ紙コップを渡されます。川端の水を飲み比べするために使います。
いざスタート!
針江を歩く
集落を流れる川には鯉がいます。
この川では、子供たちがいかだで遊んでいました。
川を見た後は、川端の見学へ。
ツアーでお邪魔できるのは、許可のあるお宅のみなので、すべての川端を回るわけではありません。
川端には外川端と内川端があります。家の外にあるか、中にあるかの違いですが、見せていただけたのは外川端のみでした。
各家庭で、微妙に異なる川端のかたち。味もまた、違うようです。(わかる人にはわかる・・・)
鯉がいる川端もありました。
ツアー中は、基本的に川端では水を飲むことができます。
集落共同の川端もあります。
きれいな水のあるところに、豆腐屋さんがあるのは定番では・・・?その場で川端から出していただいた豆腐、美味しかったです!
野菜が冷やされている光景は、昔懐かしい日本の夏!!!という感じがして、良かったです。
じっくりご案内していただいたこともあり、12:00終了予定が12:30までかかりました。
川端のある暮らしーまとめー
「子供が遊べない川は川じゃない」
「魚がいない川は川じゃない」
ガイドの方が繰り返しおっしゃっていた言葉。
針江の人々は水と共に生き、その恵みが続くよう、自然に優しい生活を送り、水を守っているんだな。
観光地化するつもりはないとのこと。テレビで放送されてから、居住空間に知らない人が押し寄せたそう。それは困るよねホント、、、
そのような事態から暮らしを守るために、完全予約制で許可証のある人しかガイドが受けられない。行く際は必ず予約を!!予約せずに行って、入られなくても文句とか言っちゃダメだよ!!
あと、道が狭かったりするので、車が来たらささっと避けましょう。本当に普通の住宅が沢山あるところなので、ツアーで来た外の人間をすべての人が歓迎しているわけではないと思うんです。
「あ、またかよ〜車通りにくいじゃん〜」なんて住民の方に思われないよう、見せて頂いているということを忘れないように歩いた方が良いと思います。
針江に限らず、高島市は自然が多くて良いところでした。
番外編ですが、ランチを頂いたソラノネ食堂も本当に素敵なところでした。
ブルーベリージュースがたまげるほど美味しかった!
この後、彦根市へ移動しゲストハウス無我さんへ宿泊。
滋賀県はまたゆっくり行きたいです。