ふつうの人に、何ができる?

四季に寄り添った暮らしがしたい*フツウの会社員だった私が、新しいことをやってみた記録や、日常のことを綴ります

WWOOFJapan体験談 in小豆島 はじめに

こんにちは!がーなです。

 

7/5〜7/9 小豆島の有機園で、WWOOFという制度を利用し、農作業などをして生活してきました。

 

まずWWOOFとは何か、はじめようと思ったキッカケや準備したこと、そして実際に利用して感じたことや勉強になったことについて書いていきます。

 

今回は、WWOOFがどんなものか、またはじめようと思ったキッカケについてお話しします。

《目次》 

 

 

WWOOFとは?

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お金のやりとりのない、人と人との交流です。

WWOOFのサイトを通し様々な人と友達になり、その関係性を深化させ、オーガニック生活を知り、新しい知見を得て、価値観の多様性を感じ、自分を向上させていくものです。

家族のような気持ちで、何をしたら相手が喜んでくれるかをお互いが念頭に置きながら一緒に短い間生活します。

「食事・宿泊場所」と「力」そして「知識・経験」を交換します。自分が持っているものをあげ、持っていないものをもらう、というとてもシンプルなしくみです。

その関係に、お金のやりとりは一切ありません。「食事・宿泊場所」を提供する側をホストといい、「力」を提供する側をウーファーといいます。

単なる交換ではなく、WWOOFではホストとウーファーとの温かなコミュニケーションを大切にしています。

WWOOFは、WWOOF登録した人たちが利用できるものです。WWOOFはまず登録から始まります。

WWOOFJapanサイトより引用

 

有機野菜や田舎暮らし・スローライフ、オーガニックな暮らし、ナチュラルな暮らしに興味があり、やってみたい人が、手伝う側(WWOOFer)として、受け入れ側(ホスト)と一緒に暮らし、そこで様々な体験をさせてもらう。さらに宿と食事を提供してもらえる。その代わり金銭の授受は発生しない、という制度。

 

ホストの暮らしや仕事は様々で、農家、農家民宿、パン屋、ゲストハウス、養鶏場、画家etc...

 

WWOOFは世界各国で出来るので、日本のホストさんの所へ行った場合でも、外国人WWOOFerと一緒に働くことになる可能性もあります。ホストさんは英語が話せる人が多いです。WWOOFer同士で国際交流もできますね!

 

また、自分が海外へWWOOFをしに行くことも可能です!オーストラリアへ行く日本人が多い印象ですね。

 

日本にくる外国人WWOOFerは、フランスが多いようです。

 

WWOOFの意味

 


WWOOF [ウーフ] の意味


World Wide Opportunities on Organic Farms「世界に広がる有機農場での機会」の頭文字です。
WWOOFは、有機農場を核とするホストと、そこで手伝いたい・学びたいと思っている人とを繋いでいます。
有機農業とは、無農薬、無化学肥料で作物を栽培する農業で、人間と動物、環境にも考慮した農法です。農薬を使う方法よりかなり手間がかかり、また大型機械を使わない場合も多く、人手が必要です。

WWOOFJapanサイトより引用

 

オーガニックな暮らしとは無縁で、農薬などを使っている農家さん等はホストにはなれないみたいです。

 

WWOOFをはじめようとおもったキッカケ

 

私がWWOOFの存在を知ったのは、1年ほど前のこと。

 

私は田舎に住んでいながらも、田舎暮らしに興味のある変わった人間です(都会の人によく言われる)

 

田舎暮らしに憧れを抱いたのは、朝ドラ『まれ』を観たことがキッカケ。

 

地元石川県がロケ地だから観てみようという軽いノリで毎日録画して観ていたらハマってしまいました。

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※まれの聖地巡礼

村の人が皆仲良しで、何かあったら誰かの家ですぐ集まる。困った時は助け合い、お祝い事は村中で祝う。

 

絵に描いたような田舎暮らし。

 

ただ、素敵な田舎暮らしって、田舎に居ればできるわけじゃないです。

 

私の住む石川県加賀市の中にある村も、田舎レベルで言えばまれの舞台である輪島市と変わりません。

 

その土地の雰囲気や、どんな人が住んでいるか、これが一番大切な事です。

あのような村が本当にあるのならば、私もそこに嫁ぎたいーーーーー!←

 

それが田舎暮らしに関心を持ったキッカケ。

 

オーガニック・ナチュラル・昔ながらの暮らしに関心を持ったのはそのすぐあとのこと。

 

情報源は主にFacebooktwitter、雑誌『ソトコト』『天然生活』『リンカラン』等。

 

また、実際にそういった暮らしをしている学生時代の先輩がいたり、県内にある自然食品のお店を見つけたり、イベントに足を運んだり・・・

 

元々体調に不安な面もあり、白砂糖や人工的な食べ物に対する不信感が募り、自然とナチュラルな暮らしを求めるようになりました。

(まぁ基本的にはこだわらず何でも食べてますが、体に良くなさそうなものを積極的に買わなくなりました。)

 

また、仕事に関して、日々心の中で「辞めたい…」と思いながら毎日を過ごし、休日に思いっきり羽根を伸ばすという人生に疑問を抱くようになりました。

 

毎日朝起きて憂鬱な気持ちになり、仕事中「早く帰りたい」とばかり考え、帰ってきたは良いものの疲れて何もする気にならない。

 

それが週5日間。

 

どう考えても人生無駄にしている…

 

でも、WWOOFのホストのように自分の好きなことを仕事にして、会社員以外の働き方をしている人たちは、そういった苦しみを持たない、生き生きと人生を送っている人が多いということに気がつきました。

 

そういった暮らしや働き方に憧れは募る一方。

 

その矢先に知ったのがWWOOFという制度。

 

今の仕事は辞めたいけど、辞めてまたどこか一ヶ所に就職して「違う」となったら辞めるのにまた労力がいる。

 

更に、今は色々な土地で、色々な暮らし方を学びたいという気持ちが強い。

 

学びたいことが学べる上に、就職でもなく、金銭の授受も発生せず、期間や土地も自分で選べる。

 

私にとって、WWOOFという制度ほどぴったりなものはないと思いました。

 

早速去年の9月に登録し、その勢いで退職するつもりでした。

 

しかし、私は本当にチキンなので(笑)、辞めると言えずズルズル続け、辞意を伝えられたのは今年の1月。

 

そして、今年の5月からフリーの身となり、念願のWWOOFerとして活動できる身となりました。

 

もちろん、WWOOF以外にもやりたいことは沢山あるので、WWOOFのために辞めたというと語弊がありますが…

 

私の理想とする暮らし方は、ベニシアスタンリースミスさんがお手本。

そして、暮らす土地のコミュニティの理想は朝ドラ『まれ』。

 

私は完全会社員も向いてないし、体力に自信がないので完全農家も向いていない。

仕事の理想は、半農半X

Xの部分は、まだ決まっていません。 

 

上記の理想を実現させるために、色々な暮らし方・生き方を学びたいです。

 

WWOOF当日までにやったこと

  1. WWOOFJapan登録・年会費支払
  2. WWOOFJapanサイトをくまなく読む
  3. 受け入れ先を選ぶ
  4. 希望のホストさんとアポ取り
  5. 開示されたホストさんの連絡先をひかえる
  6. WWOOF許可書の印刷・記入
  7. 持ち物の準備・買い出し
  8. WWOOFについての予備知識をつける

コチラで予備知識をつけました⇩

旅とオーガニックと幸せと: WWOOF農家とウーファーたち

旅とオーガニックと幸せと: WWOOF農家とウーファーたち

 

 

また、念のため前日にホストさん宛てに「明日はよろしくお願いします」とメールを送りました。

 

1.に関して、読まれるホストさんに安心感を与えるためにも、登録情報はなるべく細かく、しっかりと記入した方が良いです。

 

7.に関して、持ち物はホストさんによって違うので、しっかりとホストさんのページに目を通し、必要があれば問い合わせをします。

 

とりあえずは、WWOOFJapanのサイトをくまなく読めば心構えや準備するものが書いてあるのでご安心を。

 

それでは次回から、WWOOFJapan体験小豆島 本編です!